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【第五十二話『出立』更新】
 四月にも入ってしばらく経ちましたが、今年はなぜか完全に花粉症を回避する事に成功した模様です。
 こんにちはこんばんは、陽雪です。四月の定期更新です。

 宵月暁陽、第五十二話は『出立』です。
 出立であり出で立ちであり。

 ついでに目次ページにちょこちょこ追加したり、リンク修正をしたり。
 更にもう一つお知らせですが、次回更新は少し早めて『四月二十四日』となります。その次に五月十二日。可能な限り更新頻度を上げて行こう、な試みです。
 そんな訳で、以下恒例。短いです。



【正装とか盛装とか】
 魔導師の正装とか、少しでもしっかりした場に出る場合の服装とかって、お察しの通りのすごいずるずるなローブなんですが。
 協会の長官は国内の魔導師の中でもかなり上位に位置しています。個人レベルの技量とか実力とかはこの場合考慮されません、社会的な上下の地位ですね。で、上位に行くにつれて布の量が増えて行くのはどこの世界でも同じ事。
 ヴァルディアがこれが苦手なのは、彼が剣も使うからです。まさか正装して戦うわけでもありませんが、動きにくいというのは彼にとってはそれだけで嫌なんでしょう。今回準正装で済んでいるのは、名目が会議だからです。途中で国王に会う可能性もありますし大公には確実にあうのですが、それが目的じゃありませんからね。
 それにしても長官の黒服とか珍しい気がするな、と書きながら。普段からローブの様な上衣は着ている人なのですが、重ねた布地は足下の敵ですから、コートや上衣とはまた勝手が違うのでしょう。

 次回ようやく王宮へ、二十四日に続く。
 陽雪でした。

   

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