黄金
 Clt.004

 ヴァルディア

"Vallf-Ordhyyna" 
 
命色
黄金(金髪金瞳)
季節
――
性別
年齢
――
種族
――
属性
――/――
職業
西方協会黒冠導師
愛称
ヴァルディア/ディア
所属
蒼樹協会
所属
――
階梯/階級
キレナシシャス式魔導師階級十二法師
称号
――
 
容姿

 浅い金色の髪と濃い金色の瞳の男性。小柄だが、居る、という空気を強く従える。その体格も、恐らく歳相応の魔導師らしいもの、なのだろうが。

 表情の変わらない人物。笑う事も眉根を寄せる事もあるが、『らしい』感情のそれのようには中々見えない。肚の見えない所為なのか、真意の見せない振る舞いの所為なのか。

詳細

 四協会の西方、蒼樹協会の長官。魔導師の首位であり、蒼樹が位置する街の総帥でもある男性。
 だが、その外見、色、性別と、現在の蒼樹の長官である事以外に、その年齢も出自も不明な人物。経歴を遡る事は出来るが、「経歴」以外のものは何一つとして見つからない。消されているわけではなく、隠されている。それは紛れも無く本人の仕業である。

 真面目なのか不真面目なのかも判然としないが恐らく不真面目な部類に入るのだろう、と、周囲の人間にはそう見られている。仕事をしない長官、仕事から頻繁に逃げる長官、と、所属者の間からは好き放題に言われているが、いずれも真実であるため本人から否定される事も無い。
 能力だけは有り余っている為に罷免するにも出来ない、後継者である次の長官を選ぶにも適任が居らずで、どうにもならずに長官を続けて四年目になる人物だが、やはりそれ以上の情報らしい情報が発見される事は無い。
 何故素性を伏せているのかも、現状明かされてはいない。本人は「その方が面白いから」だと、公言しているが。

 嗜好についても不明確な部分が多いが、果物が好きらしいとは知られている。
 内陸に居住する人間にしては海産物に対しての抵抗が一切無い様子で、大概の人が忌避するような蛸や烏賊といったものも食物として認識しているらしい。

 
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