蒼青
 Clt.008

 セオラス=オルシア

"Ceulets=Ortlaaka" 
 
命色
蒼青(青髪蒼瞳)
季節
夏水
性別
年齢
――
種族
ヒト
属性
職業
協会所属黒冠魔導師
愛称
セオラス/セオル
所属
蒼樹協会
所属
――
階梯/階級
キレナシシャス式魔導師階級十二法師
称号
――
 
容姿

 濃い蒼の髪は背の中程まで伸ばされ、跳ね気味に整えられている。明るい水色の眼には常に好奇心に親しいものを常に浮かべている。

 年齢不詳。蒼樹に所属する年月からしてそれなりの年齢だろうとは想像は付くが、見た目にはさほどではない。長命種族か、あるいは容姿の変化しない種族というわけでもなく、どうしてその姿を保てているのかは同じ黒服達でさえも把握出来ていない。

 黒いローブは細身に仕立てられ、魔導師らしく数々の飾り石や刺繍で飾られている。だが常にそれを常に着崩し、しっかりと着込んでいるところを見せないためにだらしないととられる事の方が多い。
 それでも手の込んだ仕立てのローブも過剰には見せない空気を纏う。

詳細

 蒼樹協会に所属する魔導師。非常に強力な魔法を操り、蒼樹の黒服の中でも最上位に並ぶ実力者。
 が、明らかに己の娯楽を優先させる言動の所為か、あるいはその人懐こく明るい、一歩間違えれば軽薄とも取れてしまうような物言いや行動の所為か、『蒼樹協会最上位の十二法師』という印象は全く存在しない。知らなければ単に場を和ませるのが上手い、人付き合いの上手い人物という評に留まるだろう。
 賑やかしである、とは、自称するところでもある。普段から談話室や図書室、書庫塔に入り浸り、同僚の黒服達や白服達と他愛も無い雑談でいつも盛り上がっている。話し上手、聞き上手でもある為か、時折相談役も買っているらしい。
 人と話す事に全く負い目も抵抗も無い様子である。協会に所属する事になった『紫銀』に対しても、他の大部分の白黒とは違い最初から先輩という立場を崩さないなど、ブレないとも、不遜とも言える面も持つ。

 相方はクロウィルだが、どうやら仲の良い不仲らしい。理由は不明だが、恐らくセオラスに原因があるのだろうと周囲の白黒達は納得している。

 現長官ヴァルディアとは旧知の間柄らしいが、どういった関係なのかは明言された事は無い。ヴァルディアが明らかにそれを公言するのを嫌がっているから彼も言わないだけなのか、あるいは別の理由からなのか、それすらも判然とはしないが、確かに慣れた仲ではあるらしい。

 
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