紫紺
 Clt.010

 オーレン=メフィス

"Ourirua=Metteis" 
 
命色
紫紺(藍髪藍瞳)
季節
秋耕
性別
年齢
――
種族
――
属性
闇/氷
職業
協会所属黒冠魔導師
愛称
オーレン
所属
蒼樹協会
所属
――
階梯/階級
キレナシシャス式魔導師階級十二法師
称号
――
 
容姿

 ひどく不健康な顔色に、魔導師には珍しく、あまり整えられていない髪は濃い藍色。瞳はそれよりもわずかに赤味の混じった色で、闇の色とされる藍色の中でも「包み込む」紫紺とされるその眼も常に髪に隠れてしまっている。

 丈の長い風を孕むローブで身体全体をすっぽりと包んでしまっていて分かり難いが、姿勢や立ち居振る舞いは整然としてしゃんとしている。重い印象を与える事はあっても暗くなる事が無いのは、それ故か。

 
詳細

 蒼樹協会に所属する魔導師。日中にはほとんど姿を見せず、日が暮れたあとには自室のように使っている旧屋内調練場に籠り切り何かをしているらしいという噂のある人物。
 実際には任務に駆り出される頻度の非常に高い黒服のうちの一人で、故に他所属者との遭遇が非常に少ないのだが、噂に信憑性を持たせてしまうような風体も相まってか、周囲には「よく分からないやつ」という認識をされている。
 実際に何を考えているのかを一切口に出さずに行動する為、読めないのは事実。だが語らう人がいないわけではなく、どうしてか蒼樹の白黒の中でも若い面々には多少気安い様子も見せる。

 悪魔族純血統エリクスの出自。悪魔族は「死神」である天使族と対を成し、「伝達者」の役目を持つ種族とされるが、そのほとんどは死滅したと言われる希少種族でもある。エリクスの出自だと知っているのは、協会の中では極一部の数人のみ。居住棟の自室ではなく旧調練場を自室のようにしているのは、その事もあってか人を遠ざける為とも、それ以外の理由があるとも、出自を知る人は言うが。

 
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