容姿
灰色の髪を首の後ろできっちりと括り、制服にも慣れきった様子は常に変わらない。堂々とした立ち居振る舞いは、恐らくは協会という場に関する経験や慣れから来るものか。
堅苦しい空気は無く、頼りがいのある騎士の一人として主に若い白黒に慕われる。
詳細
蒼樹協会に所属する十三階梯の騎士。所属して既に十数年を数える、現在の蒼樹協会の中では最古参の一人。
他の所属者達からも、態度に出る出ないの差はあれど一目置かれる人物。単に白服の一人という立場ではあるが、協会の運営に対して助言や提言をする事もあり、組織の運営にも明るいらしい。
ヴァルディアが次期長官として選出された後にもロードの方が適任ではないかという声は多々あったが、それに対して現長官を推した経緯を持つ。長官の役を辞退した理由は「俺じゃ北の長官とやりあえないから」と言ってはいるが。
元はヴァルディアの相方でもあった。元々ヴァルディアが若年故に任務に出る回数も極少なかった頃から、黒服のロード=アートゥスと共に任務に駆り出されている。白服の一人が二人の黒服と相方関係にあるというのは異例だったが、指導者としても目されている為にか反感や異論は出なかった。
同名の二人組で、何度か呼び間違えられた後、騎士のロードはそのまま、魔導師のロードは家名のアートゥスで呼ぶ、という暗黙の了解が出来た。