容姿
いつも談話室の椅子のひとつに腰掛けて、何かしらの本をずっと呼んでいる姿が印象に強い。本を読むだけに集中しているでも無く、話を向ければ必ず応える事も知られている。
身体全体を覆うようなぶかぶかな黒のローブにいつも埋まるようにしている為、黒、という色の印象が非常に強い。
赤い瞳は常に本を向き、上向かされる事は稀。長い藍色の髪は丁寧に手入れされハーフアップに括られているが、普段から屋内であろうとフードを被っているため、顔は見えても髪は見えない事の方が多い。
詳細
少し前に蒼樹協会に入った、ようやく新人の肩書きが外れて任務に専念するようになった魔導師。力量は高く、協会以前から対『異種』戦闘の経験が豊富で、それもあって最初から古参の騎士ロードと組み任務に当たっている。
数年前までは白服のロードと共に、また黒服のヴァルディアとも同時に行動していた経緯を持ち、その為かヴァルディアとも気の知れた仲にある。
あまり話が上手い方でも社交的な方でもないらしいが、一人で居るところをあまり見ないあたり、賑やかなのが好きなのはそうらしい。談話室で紅茶や茶請けの菓子が用意された時には控えめに主張し、丁寧に礼を言って貰っていく姿を見かける事が多いが、相方曰く「慣れてないだけ」らしい。
談話室でいつも本を呼んでいるのはそうだが、よく定位置の一人掛けで寝落ちている。今では膝掛けを持参するようになった。