太陽が高みへと昇りはじめる時刻。時計を確認する。午前八時、時間だ。フェルは手に長杖を呼び出し、そしてその場にいる黒服を見渡す。
「さて、と」
 呟き、視線が集まるのを感じてから、フェルはにっこりと笑みを浮かべた。
「じゃあ始めましょうか、禁忌破り」
 その言葉に黒服達は再びなんとも言い難い空気に包まれる。セオラスはそれとなく視線を外した。
「……できればそう言って欲しくないのが俺の心境……」
「聞こえない聞こえない」
 フェルはそう言って、そして構築陣を見渡す。それを合図に、黒服達が散らばった。
 直径にしておよそ二十メートルはゆうに越える、精密な構築陣。それを囲んだ黒服達の数は十七人だ。フェルを加えれば十八人、他は全てこれに関わるのが危険すぎると判断され談話室で待機しているか、任務で散っている。
 本当は十二の倍数の数に揃えるのが望ましいが、蒼樹の黒服の中でも召喚魔法に耐えうる魔法使いがここまで揃うのが珍しい。常なら任務に散っているだろうから。そう考えると、この魔法の発動にかかる魔力を十人以上で分散できるのを喜ぶべきだろう。——そしてこの十七人は、禁忌破りという言葉にたじろぎはしても、ここから立ち去ろうとはしなかった。
 それぞれの間隔を整え、そして黒服達がその手に長杖を呼び出す。魔法具にはいくつもの種類があるが、大魔法と喚ばれるもの、召喚魔法や超高位魔法といったものの発動には、体内に蓄積された氣を最も効率良く魔力に変換できる長杖が好まれる。普段は腕輪などを使っている魔法使いもこの場にはいるだろうが、今この時はそれらを外し、できる限り魔法の純化に努めようとしているのが見て取れた。
 フェルは一度軽く眼を閉じて、深く呼吸を繰り返し、ゆっくりとそれを整える。眼を開けて顔を上げ、長杖を構築陣の端に軽く突き立て、宝珠を支える長く細い柄を両手で軽く握る。構築陣を一度だけ見下ろして、完全に瞳を閉じた。
 そしてゆっくりと、言葉を紡ぐ。
「『我らが頭上に輝く、燦然たる陽に捧ぐ』」
 小さな呟きのような詠唱の声に、冬の冷たい空気が震える。そして地に広がった構築陣が、突如強く輝き出す。動きの止まっていたそれは輝きが増すごとにゆっくりと動き始め、連鎖するように構築陣本来の姿を取り戻しはじめる。半ば勝手に魔力が吸い出されて行くのを感じて、黒服達も静かに眼を閉じた。
 再び構築陣の光が強くなる。その場に漂う空気が変容する。酷く重い、凝集された魔力が支配する、儀式の空気。それが更に密度を増し、増すごとに集まって行く先は巨大な構築陣、その中心。
 多人数同時詠唱と呼ばれる方法。一人や二人では発動自体が困難な魔法を、三人以上の魔法使いで発動させる方法。詠唱者一人に対し、発動に必要とされる魔力をその場の全員に分散し、一人一人の負担を減らす事を目的に編み出された方法だ。しかしそれでも、その負担が最も多いのは術式主、つまりは詠唱者一人。
 皆、分かっている。分かっているからこそフェルはその事には触れず、十七人の魔力を集約し、最も相応しい形へと整えて行く。そうしながら、唇は自然と詠唱を続けていた。
「『樹冠の祝福を齎す者、其の音を、其の声を、
 ——Warc fi retile Fr–lenandia=Akshan.』」
 ——我が名を御身に捧ぐ。
 唐突に響いたのは、難解な発音の流れるような声。古代語と呼ばれる、もう既にこの世界では廃れ、そのほとんどが存在すら知らず、それを知る少数ですら理解のできない古代の言の葉。
 今この時代の、この国の言葉では、たかが魔法使いの意志は神に届く事もなく消えてしまう。だからこそ太古の言葉で、神が操るとされる古代の言葉で、祝詞を詠うのだ。
「『Recen riss, wafen cavay fino, Diarsis-WINNIA.
  Warc en fino. Wiarrn evan awith fiend.』」
 詠う、その声に呼応するかのように構築陣が一瞬揺れる。揺れたそれはそのまま空中へと像を結び、その形を緩やかに変えて行く。魔力を吸い込むごとに早くなって行く変化を感じ取り、フェルが瞳を開く。幾つにも分かたれ幾重にも重なりあい、そして絶え間なく姿を変えて空中に浮かび上がるそれを見上げた、その唇が素早く形容し難い言葉を紡ぐ。
 瞬間、その場に満ちた魔力が唐突に消え去った。刹那の間を置かずに駆け抜けた無音の衝撃に黒服達は呻き声一つ上げずに堪え、そしてそれは何の脈絡も無く起こる。
 構築陣がこれまでに無いほど強く、激しく光を放つ。そこに浮かび上がった十の紋章のうち一つが一瞬強く光り輝き、膨大な魔力をはらんだ緻密な円陣が、爆発でもするかのようにその姿を瞬間的に肥大させ十八の黒い姿を飲み込む。
 黒服達が眼を見開く。失敗か、瞬間的に脳裏を駆け抜けたその思考に是とも否とも答える間もなく、その全てが消え去った。
 訪れたのは無音。
 そして五感に襲いかかって来たのは圧倒的な存在だった。
 突如として現れた、その絶対的な威圧を見上げ黒服が息を呑む。見上げた蒼穹に浮遊する、最早伝説にしか現れる事の無い姿——太陽の光にきらめく艶めいた甲殻。空を覆い尽くすかの如く広げられた、風をはらむ一対の翼。颶風を纏って揺らめく長い尾。暗緑を更に濃く描いたようなその体躯の中、新緑の色をした二つの眼。
 龍。竜のような『異種』ではない、異形の姿をしていながらも『異種』とは一線を画し、そして世界の頂点に立つ創世の神に仕える者の姿。
 そして眼前に在るのは、氣を司る十二の柱のその一つ。緑樹神と呼び名される、神の一柱。
 黒服達はその姿を目の前にして言葉を失った。その場を見下ろす竜の瞳がゆるりと動き、黒い衣裳を身に纏った魔法使い達を睥睨する。その翼が大きく風を纏って羽撃いた瞬間、風は凄まじい風圧を伴って駆け抜けた。
 咄嗟に結界を築いてその風の衝撃をやり過ごし、舞い上がる砂塵にフェルは眼を細める。突風が過ぎ去ったそこに視線を向けるが、しかし空中にたゆたう塵に隠されて何も見えない。
 しかしフェルはそれらに驚くわけでもなく、手に持っていた長杖を消し去り辺りを見回した。召喚魔石は、もう割れて消えてしまっている。
 ゆっくりと流れる砂煙に眉根を寄せた瞬間、それらが急に風に押されて流されて行く。冬の風ではない、暖かく柔らかなそれに風上を見た、その瞬間衝撃と共に視界が真っ黒に染まって、そして聞こえたのは男性の声。
「久しぶりだな、フェル!」
「え、あっ、わっ!」
 耳元で聞こえたそれに、突然抱きつかれたのだと認識する。だが認識した所でろくな反応もできずただ意味のない声を上げると、やはり耳元で笑い声が上がった。
「二年ぶり、か。でかくなったな」
「あっ、と、え、本当です?」
「嘘ついて何になる? いやー、ヒセルスから聞いてはいたけど」
 その言葉と同時に視界に景色が戻る。目の前に立ったその人を見上げると、豪奢なローブを身に纏った、濃い緑の髪の男性、その新緑の瞳と目が合った。そして彼はにやりと笑い、銀の頭をぐしゃりと撫でる。
「で、だ。死屍累々だな」
「え?」
 その言葉にフェルがその場を見渡すと、十七の黒服達。その半数近くが地面に膝をついているのを見て、フェルは眼を見開く。男性を振仰げば、彼は人の悪い笑みを浮かべたまま。
「代償だ、死ななかっただけ良いと思うがな」
 言って彼は視線を巡らし、すぐ近くに広がる林に向かって声を投げた。
「お前ら、手伝ってやれ」
 それを言い終える前に、小さな光の玉がいくつも林から現れる。小鳥の姿をしたそれはまっすぐに黒服達の下に向かい、膝をついた彼等の肩に止まった。魔力が極限まで削がれているのだろう、その状態が続けば危険だ。木の精霊達がそれを多少なりとも緩和してくれるだろう。
 黒服達はそれを見て眼を瞠り、そして視線を巡らしフェルの隣に立つ男性を見て眼を見開いた。しかしフェルはそれに気付くよりも早く、異変を感じて駆け出す。向かう先に数人。
「セオラスさん」
「フェル、手伝ってくれ。……さすがに、本格的にやばい」
 振り返ったセオラスのすぐ近く、見るからに青ざめた顔をしているのは黒服の一人、ルエンだ。その彼の背に手を当てて魔力を流し込む。暴発を起こした形跡は見られないが、明らかに他とは違う。あるいは暴発を起こす余力すら残っていなかったか。
 そうしながらただ無言で見ているだけの男性にフェルが視線を向けると、彼は虚をつかれたような顔をして、そして息をついてからゆっくりと歩み寄って来た。そこで始めて気付いたのかセオラスが眼を見張ったがそれには何も言わず、彼はルエンを見下ろして、興味無さげに呟いた。
「……暴発か、それより悪いかだな」
「ウィナ様」
 フェルはただ一言、そう強く呼びかける。それに言葉を詰まらせて、そして彼は深く溜め息をついた。
「男助けるのは、性分じゃないんだがなぁ……」
 言いながら地面に膝をついて屈み、手を伸ばす。ルエンの左腕を無造作に掴んだ瞬間、その手が燐光を纏って輝いた。
 彼はすぐにその手を離す。次の瞬間には燐光も立ち消え、そしてルエンが呻きながら顔を上げた。立ち上がり、それに向かって手を差し出し、男性は口を開いた。
「ほら、立て。これが原因で誰かに死なれたらフェルに嫌われる」
 え、と、その手を握ろうとしたルエンが声を漏らす。そして聞き慣れない声の主を見上げれば、その新緑の色をした瞳に射抜かれた。
 そのまま硬直したルエンを見て、彼は中途半端に浮いたままの手を掴んで無理矢理立たせる。すぐにその場を離れフェルの隣に立ち、いつの間にか集まって来ていた黒服達をさして興味もなさそうに見渡した。
 そして唐突に苦い顔をして、彼はフェルを見る。
「わざわざ協会で、しかも黒服だけってことは、あれか?」
「そうですね、あれですね」
 フェルが言い終えたその瞬間、彼はもの凄く嫌だと言わんばかりの顔をして、しかし口に出すかわりに後ろからフェルに抱きつきその肩に顔を埋めた。フェルはさほど気にしていない様子で、頑張って下さいなどとのたまう。
 その中、完全にタイミングを逸した黒服達の無責任な視線を受けて、セオラスが口を開いた。
「……えーと、フェル?」
「はい?」
 フェルが眼を瞬く。ああそういえばフェルにとっては当たり前なのかもしれないんだよなこの状況と思いつつ、セオラスは濃い緑の髪に豪奢なローブを羽織ったその人を見て、そして逡巡しながらも口を開いた。
「もしかしてっていうか、もしかしなくとも……」
「ああ、はい。そうです」
 その問いが完全に発せられる前にフェルは言い切る。それに当の本人が顔を上げ、フェルの方に腕を回したその格好のまま黒服達を見た。
 そしてフェルは、至極当たり前だと言わんばかりに、言う。
「樹の龍神、緑樹神ウィナ様です」



 フィレンスは、遠目にも驚愕のあまり硬直した黒服達を見て、そして遠い眼をした。
 人と同じように感情を持つ人格神、しかしそうはいっても、それにしては程がある龍神達だ、初対面なら驚いても仕方が無い。しかも紫銀が一緒なら龍神達も人相手に被っていた猫が剥がれるし、つまるところ人間の想像する『神』とは全く違った姿を見せる。
 ゆっくりと歩を進めると、背を見せているフェルやウィナよりも早く、黒服の一人がこちらに気付く。それにフェルが振り向き、そしてウィナの新緑の双眸が見えた。
 フィレンスはその場に立ち止まり、手に持っていた剣を胸に、そしてゆっくりと頭を下げた。騎士の正式な礼、それを見て、ウィナが眼を細めた。
「……ウィナ様」
 フェルの小さな呼びかけ。ウィナは手を離して、そして白い姿と相対するように背を見せる。
「安心しろ、少なくとも眷属を殺しはしない」
 言う彼の、しかしその声は冷たく響く。フェルの頭を軽く叩くように撫でて、そしてウィナは頭を下げたまま微動だにしないフィレンスに歩み寄った。
 手が届くかどうかの所で立ち止まる。緑樹神は静かに口を開いた。
「……三年経った。進歩も何もしてないみたいだな」
「仰る意味が分かりかねますが」
「それを本心から言っているのかどうかだな。返上は今でも間に合う、隠し通したまま死ぬつもりかと聞いている」
「それもまた一興でしょう、あなた方、天界の方々には何の影響もないはず。……そして、意志の遂行を考えるのであれば、当然の事と」
 答えたフィレンスが顔を上げる。感情の読み取れない瞳でウィナを見返し、そして彼女は口を開いた。
「禁忌の代償は、すぐに。それまではこの地に留まる事をお許し頂きたい」
「……それだけか」
 その問いには答えない。ウィナは無言のまま手を伸ばし、フィレンスは手に持っていた剣を差し出した。緑樹神がその柄を掴んだ瞬間、風を切る音と金属同士がぶつかる甲高い音が立て続けに響く。
 色違いの瞳が細められ、相対するウィナが小さく舌打ちする。それを聞いて彼女は口を開いた。
「……今、ここで貴方に『瞳』を献上するわけにはいかない。まだ終わっていない、それまでは」
 その声は冴え冴えとしている。剣と剣は噛み合ったまま、決して力が緩められる事は無い。緑樹神は不快も露にその彼女を睥睨した。
「言うか、その口で。死ぬための道を選んだのもお前だろうが」
「だからこそ、約定の時まで生きてこその代償。……私はまだ人間だ、その人間を召喚主の号令無く傷付ける事は神にとっての大罪では?」
 言う、その言葉にウィナは再び舌打ちを響かせた。唐突に、フィレンスの首を狙った剣をそのまま投げ捨てるように手放す。そして自身の持っていた剣を静かに鞘に納めるフィレンスに向かって、半ば敵意を越えた声音で彼は言い放った。
「もういい……消えろ。お前の顔なんざ見たくもない」
 その言葉には何の反応も返さない。フィレンスはただ、元あったように頭を下げた。
「御意に」
 そして一言そう言って、ウィナが背を向けるのを待ってから、剣を拾い上げ踵を返す。歩きはじめたその白い姿は、空気に溶けるように消えた。
 ウィナはフェルの横に立ってからそれを確認するようにちらりと背後に視線を向け、そして再び崩れ落ちるようにフェルに抱きつき、肩に顔を埋めた。
「もう嫌だ……なんでこんなに、こう、不器用……」
「なら喧嘩売りに行ったりしないで下さいって言ってるじゃないですかウィナ様」  フェルは彼の呟きに明らかに辛辣な色を浮かべた声で返す。それを聞いてかウィナは黙り込み、かわりとばかりに腕に力を込めた。フェルは何も言わずに彼の好きなようにさせて、そして言葉を失っている黒服達を見て口を開いた。
「あ、いつもの事なので、気にしないであげて下さい」
「え、っと……それって今のあれか? それともこれか?」
 あれ、と言いながらフィレンスの消えた先を指差し、これと言いながら見るからに落ち込んでいるウィナを指差すルエン。フェルは少し考えるように首を傾けて、そしてにっこりと笑った。
「まあ、両方ですね。いつもの事ですよ、フィレンスがわざわざウィナ様の攻撃喰らいに来るのも、ウィナ様がそういうフィレンス見てちょっと怒っちゃうのも。でも本気で殺し合いになったりしてないので、今の所は様子見です」
「……はぁ……」
「さて、という事でさっきのは措いといて、ウィナ様起きて下さい」
 なんとも言い難い反応のルエンはそのまま、フェルが自分の首に腕をまわして暗い空気を背負っている緑樹神のローブを引っ張る。ウィナの頭が微かに動いて、そしてくぐもった声が聞こえて来た。
「……フェル」
「大丈夫ですよ、嫌いになったりしてません。フィレンスも怪我してませんでしたし。でも流石に、あれ以上にはならないで下さいね? あともっと欲を言うなら、仲良くなって下さい喧嘩しないで下さいこっちの心配も考えて下さいね?」
 慰めているような、傷に塩を擦り込んでいるような、比重としては後者の割合が多いだろうフェルの言葉に更に追い込まれ、しかし緑樹神はゆっくりと顔を上げた。振り切るように頭を振って息をつき、そして黒服の数を数えはじめる。
「……十七か。少ないな、良いのか?」
「これだけしか集められなかった、と、言いましょうか……ウィナ様、代償はなんとかします、詠唱に関われなかった黒服も呼んで良いですか」
「なんとかって、どうする気だ?」
「私の瞳の魔力を」
 一言で言ってのけたフェルに、ウィナどころか黒服達もが驚愕に眼を見開く。魔法使い達はその体に氣、魔力を蓄積するが、それが特に多く宿るのは髪と瞳、そして声、吐息。その魔力をと言った場合には、文字通りそこに宿る全ての魔力を指す。
 ウィナは躊躇いも無く言ったフェルを見返し、そして苦い表情を作り視線を彷徨わせた。
「……あいつの事大好きだもんな、フェル」
「大好きじゃなかったらこんな事しませんよ」
「……分かった、でもお前の魔力なら瞳までは要らん、多過ぎる。勝手に必要分取ってくからな。そいつらも呼べ、俺には珍しく懇切丁寧に解説してやる、……が、その前に」
 一旦言葉を切る。黒服達の視線を受けて、そしてウィナはその黒服達に向かってすぐそばの森を指し示した。
「黒服しかいないってことは、魔導師以外には知られたくないような話もできるってことだ、場所変えた方が良い。白服には理屈じゃ通らないからな」
 言うが早いか、彼はフェルの手を握って歩き出す。フェルは素直にそれについて歩き始め、黒服達は慌ててそれを追う。一人が主棟、談話室で待ちぼうけを食らっている黒服達を呼びに走って行ったのを見送り、そして一人がセオラスに向かって呟いた。
「……猫にマタタビ……」
「言うなよ、なんかちょっと……不遜だと思うし」
「だが残念、ばっちり聞こえてるぞそこの二人」
 ウィナの声が割り込み、二人はそろってぎくしゃくと視線を彼方へと投げた。
 だがしかし、不敬だ、と断言できないあたり、黒服達の間で『龍神』に対する認識に変化が生まれているのかもしれない。




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